薬剤師に求められる役割について

私たちの周りには、非常にたくさんの薬がありますよね。
風邪薬、胃腸薬、目薬、便秘薬など、数え出すとキリがありません。
こういった薬のおかげで、病気や体の不調を治すことが出来ます。
薬は、非常に有効なものですよね。
しかし、飲みかたを間違えてしまうと、副作用によって思わぬ危険を招くこともあります。
ですから、普通の人が安心して薬を飲むことが出来るように、色々な薬の効果・効能、
副作用についてまで熟知している専門家である薬剤師が必要です。
薬については、医者であっても専門的な知識を持っています。
でも、医者と薬剤師の仕事としては、明確に異なる点があります。
「医薬分業」という言葉をご存知でしょうか?
医薬分業とは、医師と薬剤師がそれぞれの分野で仕事を分担することを言います。
1.医師が、診察をして処方箋を発行する。
2.患者は、処方箋を持って薬局へ行く。
3.薬剤師は、処方箋を基に薬を調剤する。
上記のように、役割を明確に分けているんです。
こうすることで、患者さんにとっても非常に大きなメリットを享受することができます。
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医薬分業についてのメリットは、以下のようになっています。
・医師の発行した処方箋を薬剤師が確認することで、処方ミスを予防する。
・薬局で丁寧な服薬指導を受けることが出来る。
・複数の病院に通院していても、一つの薬局で管理すれば、
薬の飲み合わせなどの副作用を防ぐことが出来る。
このように、薬剤師は患者さんの服用する薬を管理するという重要な役割を持っています。
なので、非常にやりがいのある仕事ですし、同時に責任も大きいということを
自覚する必要があるでしょう。
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