「くすり」とは、どんなものか?

「くすり」とはどういうもの?


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くすりは、病気のときに使います。からだに起こる症状を抑える役目があります。くすりは、からだのしくみと密接な関係があります。くすりとは、からだの調子をととのえるものです。

 

「くすり」とは、どんなものか?

 

薬理学は全ての人のためにある

 

薬理学という学問の分野があります。これは、「くすりがからだにどういう作用を及ぼすか?」「なぜくすりはからだに効くのか?」「からだに良い効果をもたらすくすりはなにか?」ということを明らかにするものです。

 

医療においては、かかわる仕事には必要なものですから、医者、看護師、薬剤師など医療に従事している人はその資格を得るために勉強することが必要です。薬理学は、資格を得るためにあるものではありません。くすりを利用するのは、一般の人々なのです。

 

 

薬とは何か?

 

普通の人が持っているくすりのイメージとは、なんでしょう?まず、「飲み薬」です。良薬は口に苦し・という言葉もあるくらい、くすりは「飲み物だけど味わいたくない」ものではないでしょうか?

 

くすりは、古来より西洋・東洋にかかわらず共通していることがあります。植物や動物をからだに取り入れて、その力で病を治そうとしたことです。人は動植物を食物として利用しています。くすりと食物は「同じ」と考えることができます。漢方での医食同源という考え方です。

 

 

食物とくすりの区別、境界はどこでしょう?はっきりとしたものは、無いといっていいでしょう。ヤギの乳は、江戸時代くすりと考えられてきました。栄養事情の悪い時代に滋養のある乳は、くすり並みに効果があったことでしょう。しかし、現代では誰もくすりとして考えもしないし、扱いもしません。思想や科学の発展により、くすりの概念も変遷しています。

 

くすりとは何か?と問われて答えるならば、「くすりは、からだを作る原料や直接のエネルギーにはならないけれど、少量でからだの調子を整えたり、向上させるもの」といえます。この概念は、当たり前であるけれども「くすりと薬理学を知る」ことに重要なことなのです。

 

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正しい薬の使い方を知ろう

 

くすりを飲むのは、何のためでしょう。それは、効果があるからです。風邪を引いて熱が出たとき、薬を飲んで、熱が下がります。頭痛薬を飲めば、しばらくすればなんともなくなります。これらは飲んだくすりの効果を実感できるものです。

 

では、高血圧のくすりはどうでしょう。高血圧を実感することはほとんどありません。ですから、くすりを飲み続けていても、飲まなくても体に実感は無いといっていいでしょう。

 

 

くすりには、このように2通りあります。対症療法のくすり(かぜ薬など)と原因療法(高血圧など)の違いという医者もいます。厳密には、高血圧のくすりも原因をつぶしているのではありませんから、原因療法とはいえません。つまり、実感のある症状と、そうでない症状があるということです。

 

くすりを継続して飲まなければいけないということを強く認識しなければ、実感のない症状を改善することはできません。そのためにくすりの効き方を理解できれば継続して飲用するでしょう。

 

 

薬理学を普段から一般の人が良く理解しておくことは大切なことです。病気の時のみならず、健康な人がこの「薬理学」をもっとよく知り、くすりをいろんな角度から理解できれば、もっともっと健康な生活の役に立つはずです。




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