薬剤師 家庭血圧の想定方法

家庭血圧の想定方法


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2009年1月16日に日本高血圧学会から「高血圧治療ガイドライン2009」が刊行されました。

 

高血圧は様々な病気のリスクにもなるため、しっかりと血圧を下げることが求められています。

 

 

◆家庭での血圧測定法方法

 

家庭用血圧計は、測る部分によって@上腕カフ型、A手首型などがあります。

 

@上腕カフ型
腕の上腕部分に腕帯を巻いて血圧を測るタイプです。少しサイズが大きめにできているので、
より正確に測ることができます。

 

A手首型
腕時計のように手首に巻いて血圧を測るタイプです。サイズはコンパクトで小型ですが、
測るたびに血圧が違って測れてしまう場合があります。

 

日本高血圧学会では、家庭での血圧測定方法を下記のように示しています。

 

1)装置
上腕カフ・オシロメトリック法に基づく装置

 

2)測定時の条件
朝・晩の1日2回測定
朝:朝の測定は起床後1時間以内で排尿を済ませ、薬・朝食を済ませる前に座って1〜2分安静にした後に測定します。
晩:晩の測定は就床直前に座って1〜2分安静にした後に測定します。

 

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さらに、主治医の指示がある場合はそれに従って測定します。

 

 

3)測定回数
1機会1回以上

 

4)測定期間
できるかぎり長期間

 

5)記録
全ての測定値を記録する

 

血圧測定は、1回ごとの値を気にするより毎日継続して血圧を測定することが重要です。
記録した血圧を主治医に報告することで、よりよい降圧を目指すことができます。

 

記録用の用紙・手帳などは、薬局などに置いてある場合がありますので、利用してみてはいかがでしょうか。

 

 

【降圧目標】
◎若年者・中年者
 診察室血圧:130/85mmHg未満    家庭血圧:125/80mmHg未満

 

◎高齢者
 診察室血圧:140/90mmHg未満    家庭血圧:135/85mmHg未満

 

◎糖尿病患者・慢性腎臓病患者・心筋梗塞後患者
 診察室血圧:130/80mmHg未満    家庭血圧:125/75mmHg未満

 

◎脳血管障害患者
 診察室血圧:140/90mmHg未満    家庭血圧:135/85mmHg未満

 

上記の目標数字は、「高血圧治療ガイドライン2009」により定められている数字です。


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