薬剤師 末梢神経用薬(ビタミンB12)

末梢神経用薬(ビタミンB12)


このエントリーをはてなブックマークに追加  

末梢神経が障害されると様々な疾患が引き起こります。

 

耳の神経が障害されると、平衡感覚が悪くなりめまいや耳鳴りが起こります。

 

帯状疱疹で神経が障害されると、痛みを生じます。

 

障害された神経を修復するお薬がメコバラミン(メチコバール)です。

 

このお薬は、障害された末梢神経の髄鞘が作られるのを促進、軸索が再生するのを促進することで、
障害された神経を修復し、痛みやしびれなどの症状を改善します。

 

 

このお薬を服用した時の重大な副作用については報告されていませんが、
食欲不振・悪心・嘔吐・下痢・過敏症として発疹が起こったことが報告されています。

 

重大な副作用がない場合でもきちんと上記の症状が出る可能性があることを伝えて下さい。

 

水銀およびその化合物を取り扱う職業の方は、
長期にわたって大量に服用することは避けることが望ましいとされています。
相互作用についての報告はありません。

 

スポンサーリンク

 

総合ビタミン剤、OTC医薬品(市販薬)、健康食品の中にも
この成分(ビタミンB12)を含んでいるものが多くあります。

 

水溶性ビタミンなので過剰摂取しても大きな問題はありませんが、
摂りすぎには注意しましょう。

 

内服では吸収が悪いため、ビタミンB12欠乏による巨赤芽球性貧血には
メコバラミンの注射薬を使うこともあります。

 

メチコバールはメチオニン合成酵素の補酵素として働きます。
メチル基転移反応を促進し様々な神経系に働きます。

 

障害された神経を修復し、痛み・しびれなどの症状を改善するために使われています。


あわせて読みたい記事




このエントリーをはてなブックマークに追加