薬剤師 精神刺激薬

精神刺激薬


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精神刺激薬で代表的なお薬は、メチルフェニデート塩酸塩(リタリン)です。
小児期における注意欠陥や多動性障害に適応を持つ中枢神経刺激剤です。

 

簡単に処方されてしまうことによって乱用したり依存性が問題となり、
流通管理が厳密になっています。

 

脳の中枢を興奮させることで、昼間に突然起こる我慢できない過剰な眠気(睡魔)に襲われ、
突然眠り込んでしまうようなナルコレプシーという病気を改善するお薬です。

 

 

このお薬を使う際は、患者さんが医師や薬剤師から治療における役割や依存性などの
危険性について十分に理解できるまで説明を受けているか必ず確認しましょう。

 

継続的に服用していると、薬物依存の症状が現れる可能性があります。
このような症状が現れた場合は、すぐに主治医に相談するよう伝えます。

 

 

子供が長期間使用した場合、体重増加の抑制や成長の遅れが報告されています。

 

このような症状が現れた場合は、医師の判断によって中止されることがあります。

 

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かすみ目などの視覚障害の症状が現れたら眼の検査を行います。通常の使用量で、
幻覚などの精神病症状または躁病症状が現れることがあります。

 

症状が現れた場合は医師に伝えるよう説明して下さい。
覚醒効果があるため、不眠に注意し、夕方以後は使わないよう指導しましょう。

 

 

このお薬の代表的副作用は、口渇・食欲不振・嘔気・便秘・不眠・頭痛・体重減少などです。

 

重大な副作用の症状としては、剥脱性皮膚炎・狭心症・悪性症候群(高熱・発汗・振戦・
頻脈など)・脳血管障害(血管炎・脳梗塞・脳出血・脳卒中)などの報告があります。

 

 

相互作用については、MAO阻害薬セレギリン塩酸塩(エフピー)との併用によってMAO阻害薬の
作用を増強させてしまい、高血圧が起こることがありますので、併用は絶対しないで下さい。

 

 

このお薬は、第1種向精神薬に指定されているため、一定の基準を満たし登録を行った
医師や薬局のみ処方や調剤が可能なお薬です。

 

簡単に処方されてしまい、乱用や依存症が問題視され、
2007年10月に''うつ病''に関わる適応症は削除されました。

 

 

メチルフェニデート(リタリン)は、放出制御型の徐放錠であるコンサータ(18r、27r)という商品が
小児期における注意欠陥/多動性障害(AD/HD)の治療に対して発売されています。

 

徐放性で1日1回朝の服用で12時間効果が持続するののが特徴で、
昼間学校で服用しなくて済みます。

 

 

 

<ナルコプレシーの症状>

 

@反復する日中の眠り

 

ナルコレプシーの主症状
日中に何度も繰り返す居眠り。ほぼ毎日、何年間にもわたって継続すること

 

 

A情動脱力発作
主に強い陽性感情によって、膝・腰・顎・頬・まぶたなどに
身体を支える筋肉が突然弛緩してしまう症状

 

 

B入眠時幻覚
就寝後まもなく、半分目が覚めていて周囲の状況をだいたい把握しているが、
生々しい現実感、恐怖感を伴った夢を見る症状

 

 

C睡眠麻痺
睡眠と覚醒の移行期に全身の脱力状態が起きる症状。
いわゆる金縛り状態。覚醒発作、遷延性精神運動障害、
Rosenthal症候群などとも呼ばれる

 

 

D夜間熟睡困難
ナルコレプシーの患者は、入眠時幻覚や睡眠麻痺があるものの、
寝つきは非常に良い。だが、2時間程度で目が覚めやすい

 

 

E自動症
日中、自覚的に眠気がなく、日常的な動作、
会話などをしていたにも関わらず、その間の記憶がない場合もある

 

 

F精神面の弛緩
長期の日中の眠気、居眠りのために日常生活で挫折を繰り返し、
自信を失い、劣等感にとらわれがちである。

 

しかし、長期間のうちに物事にこだわらない、自己主張の少ない、
人のよい、親しみやすい、張りのない、あきらめやすい性格が形成されるといわれる





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