薬剤師 SSRI

SSRI


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SSRIとは、抗うつ薬で服薬自己中止の主な原因である
抗コリン作用による副作用がほとんどないお薬です。

 

SSRIの代表的なお薬は、パロキセチン塩酸塩水和物(パキシル)です。

 

神経線維間のセロトニンの再取り込みを選択的に阻害することで、
気分の落ち込みを抑え、憂鬱な気持ちを楽にして意欲を高めるお薬です。

 

このお薬を服用すると眠気・めまいないどの症状が現れる時があります。

 

特に飲み始めの時に多く見られる為、このような症状が見られた場合は、
自動車や機械の操作など危険の伴う作業を行う時は、十分注意するよう指導しましょう。

 

 

うつ病やうつ状態の人によく見られる症状の一つで「死にたい」と感じることがあります。

 

この薬の飲み始めや量を変更したときに、不安感が強くなり死にたいと思う症状が悪化したりします。

 

このような症状が現れた場合は、すぐに医師へ相談するよう注意を促しましょう。

 

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特に大うつ病性障害の若年成人(18〜30歳)の患者さんがこの薬を使った場合に、
自殺する危険性が高くなるという報告があります。

 

死にたい気持ちになってしまったら必ず医師に相談することを勧めましょう。

 

 

また、急な減量や中止を行った場合、めまい・発汗・吐気などの症状が現れることがあります。

 

 

この症状は、中止してから数日以内に出現し、2週間程度で治ります。

 

服用を中止する際は、時間をかけて少しずつ量を減らすようにしていきます。

 

 

副作用については、代表的な症状で嘔気・下痢・性機能障害などがあり、
重大な症状の場合、セロトニン症候群(脳内のセロトニン濃度が高くなりすぎて
引き起こされる症状:

 

頭痛・めまい・嘔吐・昏睡・最悪の場合死亡するケースもある)・
悪性症候群(高熱・発汗・振戦・頻脈など)・錯乱・幻覚・せん妄・
痙攣・抗利尿ホルモン不適合分泌症候群
(SIADH)・重篤な肝機能障害などがあります。

 

このお薬の相互作用は次の通りです。

 

・MAO阻害薬のセレギリン塩酸塩(エフピー)によって、脳内のセロトニン濃度が高まり、
セロトニン症候群が現れることがあります。

 

・ピモジド(オーラップ)との併用で、本剤が薬物代謝酵素CYP2D6を阻害するため、
ピモジドの血中濃度が上昇し、QT延長、心室性不整脈(torsades de poinntesを含む)などの
 重篤な心臓血管系の副作用が現れる可能性があるため、併用は絶対にしないで下さい。

 

 

このお薬の特徴は、うつ病・うつ状態以外にパニック障害・強迫性障害でも使うことができます。

 

SSRIは副作用として、消化器症状の吐気・下痢・食欲不振などが多く見られるお薬です。


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