薬剤師 セロトニン ドパミン

セロトニン・ドパミン拮抗薬


このエントリーをはてなブックマークに追加  

セロトニン・ドパミン拮抗薬の代表薬は、トスペリドン(リスパダール)です。

 

陰性症状にも効果的で、パーキンソン症状の副作用の少ない非定型抗精神病薬です。
このお薬は、主に統合失調症の治療に使用します。

 

興奮や幻覚・妄想(陽性症状)を抑え、意欲の低下や無感情、自閉(陰性症状)などを
改善し、気分を安定させるお薬です。(中枢性の抗ドパミン、抗セロトニン作用)

 

 

このお薬を使う時の注意事項としては、飲み始めてしばらくの間は、
めまい・立ちくらみなどが起こる場合があります。

 

眠気・集中力・注意力・反射能力などの低下が起こることがあるので、
自動車や機械の運転など危険を伴う操作は行わないように注意して下さい。

 

飲み始めて興奮・誇大妄想・敵意(陽性症状)などの症状が悪化した場合は、
医師または薬剤師にすぐに相談するように伝える必要があります。

 

血糖値がすごく上昇してしまい、糖尿病性ケトアシドーシスや糖尿病性昏睡状態などの
重篤な状態になり死に至るケースが極まれにあります。

 

このような状態を防ぐために血糖値を測定する場合があることを患者さんに伝えます。

 

スポンサーリンク

 

このお薬の副作用は、悪性症候群、遅発性ジスキネジア、麻痺性イレウス、
抗利尿ホルモン不適合分泌症候群、肝機能障害、黄疸、横紋筋融解症、不整脈、
脳血管障害、高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡などです。

 

相互作用もあり、エピネフリンのα作用が遮断され、β作用が優位になることがあります。

 

エピネフリンの作用を逆転させ、血圧降下を起こすことがあるので、
併用は絶対にしてはいけません。

 

 

急性期の幻覚や妄想に対してより高い効果が見られ、認知機能の改善にも
非常に効果的なお薬です。

 

液剤は直接服用するか、1回の服用量を水・ジュース・汁物に混ぜて、
コップ1杯(約150ml)くらいに薄めて使用します。

 

ただし、茶葉抽出飲料(紅茶・烏龍茶・日本茶など)やコーラは、混合すると
成分が低下することがある為、お茶類やコーラなどと一緒に飲むのは避けるよう説明しましょう。


あわせて読みたい記事




このエントリーをはてなブックマークに追加