薬物 体内動態

薬物の体内動態についての理解


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体内動態の知識は服薬指導のベース

 

投与された薬物は、吸収された後、血管から全身に運ばれ、
各組織に分布し、降下を発揮します。

 

その後再び血管に戻り、ある薬物は肝臓で代謝され、不活性化されます。

 

 

また、別の薬物は、そのまま腎臓や胆汁から排泄されます。

 

このようにして最後は身体から薬効や副作用を示す活性体が消失します。

 

服薬指導の際には、薬物の吸収率、組織への移行性、薬物消失の経路薬物や
食物・嗜好品との体内動態学的相互作用など、薬物地震が持っている
体内動態学的特性を充分に理解しなければなりません。

 

これらの知識は食事と服用のタイミングや、飲食すべきでないものを指導するうえで必要になります。

 

また腎機能や肝機能、肥満度や年齢など体内動態に影響する
患者個別の情報も患者より把握しておく必要があります。

 

腎機能や肝機能などは薬物の過剰投与による副作用を未然に防ぐうえで、
服薬指導前のチェックが大事です。

 

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次は、投与経路と薬物の吸収・分布・代謝・排泄の経過についての説明です。

 

投与は、以下の5つに分類されます。

  1. 経口剤投与
  2. 座薬等の直接投与
  3. 口腔内等への投与
  4. 注射剤での皮下・血管等への投与
  5. その他点眼・貼付等による局所投与

 

次に、吸収では、Dは、局所作用の吸収で終了です。
@とAは、初回の通過で吸収されます。

 

次は、分布ですが、@〜Cともに、血管内→間質(臓器に固有の細胞群に対し、
その間に入り込む結合組織などで、血管、神経など)→血管内組織の順です。

 

この段階では、まだ活性体(未変化体)です。

 

最後は、代謝と排泄で、肝臓で代謝され非活性体となります。

 

これが肝代謝性薬物です。
別に腎臓では、活性体と非活性体とに別れ、尿中から腎排泄性薬物、肝代謝性薬物となります。
胆汁からも活性体と非活性体とに別れ、腸肝を循環し胆汁排泄物薬物、肝代謝性薬物となります。





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