薬剤師 抗リウマチ薬

抗リウマチ薬(DMARDs)


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リウマチの治療にはアセトアミノフェンなどの鎮痛薬の他にNSAIDs、
ステロイド、DMARDsが用いられます。

 

代表的なお薬は、メトトレキサート(リウマトレックス)です。

 

関節リウマチは、免疫の異常により滑膜の炎症が慢性化し、
増殖・肥厚した滑膜が関節破壊を引き起こす疾患です。

 

このお薬は、免疫の異常を抑えることで、関節の腫れや痛みの症状を改善させます。

 

 

使用上の注意は、リウマトレックスカプセルは、1週間のうち特定の日に、
2日間かけて12時間おきに服用します。

 

1週間あたり6r服用を繰り返します。8rであっても同じように
3回で服用しますので、必ず指示された服用方法に従うよう指導します。

 

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また、副作用を軽減する目的で、葉酸の薬が処方されることがあります。
ビタミン薬ですが、用法・用量を守ってもらう必要があります。

 

副作用で重大・代表的な症状は、風邪のような症状が出たり、
息苦しいと感じた時は、すぐに受診するよう指導して下さい。

 

(骨髄抑制、間質性肺炎)尿量が減った、顔がむくむ、そんな時ににもすぐに相談するよう伝えましょう。

 

(急性腎不全)また、本人や配偶者が妊娠しないよう、注意を促して下さい。

 

(催奇形性)相互作用としては、生ワクチンの接種との併用は基本的にできないため、
予防接種を希望するのであれば、必ず主治医に相談するか、
医師にこの薬を服用していることを伝えるよう説明します。

 

 

・リウマトレックスの効果発現には2〜8週間かかると考えられています。

 

そのため、服薬指導の際には、効果発現がないと患者が感じて服薬を自己中止したり、
服用方法を変更したりすることのないよう服薬指導を行うことが重要です。

 

特に飲み忘れをした場合は服用せず、次の服用時から指示通りに服用することを説明しましょう。

 

・投与量依存的な副作用として消化器症状、口内炎、骨髄抑制がありますが、
これらを予防するために服用する葉酸製剤は、同時にリウマトレックスの効果を減弱させるものでもあります。

 

普段から葉酸を含むサプリメントなどを服用していないかどうか確認し、
また服用していなくても、葉酸を含むサプリメントの服用を避けるよう指導して下さい。

 

・関節リウマチは腫脹と圧痛を伴う中手指関節と近位指関節が通常は認められます。
そして対称性の多関節炎、朝のこわばりが典型的な症状です。

 

副作用ばかりを重点的に聞くのではなく、こうした訴えを上手に患者さんから聞きだしながら、
またそれを医師に伝える重要性と併せて、リウマトレックスの関節症状を緩和する効果発現に
関しても患者さんとのコミュニケーションを図ることも重要です。





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