薬剤師 ペニシリン・セフェム系

ペニシリン・セフェム系 〜抗菌薬@〜


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ペニシリン系・セフェム系抗生物質はβラクタム構造を持っているため、βラクタム系抗生物質と呼ばれています。

 

ペニシリン系の欠点を改良して、セフェム系抗生物質が開発されました。
代表的なお薬は、セフカペン・ピボキシル塩酸塩水和物(フロモックス)です。

 

このお薬は、細菌が持つ細胞壁の合成を阻害して、細菌を死滅させつお薬です。
最初に作られたペニシリン系抗生物質は、細菌が持つ酵素(βラクタマーゼ)で分解されてしまい、
されにアナフィラキシー反応を起こしやすいという欠点があります。

 

セフェム系はペニシリンと似た構造を持っていますが、分解を受けにくく、
アナフィラキシー反応も起きにくいように開発されたお薬です。

 

セフェム系は第一世代かた第四世代までありますが、このお薬は比較的新しい第三世代に属します。

 

使用上の注意は、セフェム系抗菌薬は、改良が進むにつれて
様々な最近に用いることが可能になりました。

 

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他の系統に比べて安全性が高いこともあり、使用頻度が高いお薬ですが、
長く服用するとほとんどの抗生物質が効かない耐性菌が出現する可能性があるため、
適正に使用することが大切です。

 

副作用で重大な症状は、ショック、アナフィラキシー様症状、急性腎不全、無顆粒球症、
血小板減少、溶血性貧血、偽膜性大腸炎、出血性大腸炎、皮膚粘膜眼症候群、
中毒性表皮壊死症、紅皮症、間質性肺炎、好酸球性肺炎、劇症肝炎、肝機能障害、
黄疸、横紋筋融解症、低カルニチン血症に伴う低血糖、PIE症候群です。

 

代表的な症状としては、かゆみ、発赤、じんましん、めまい、下痢、
悪心、嘔吐、しびれ、たんぱく尿などがあります。

 

相互作用については、時に報告されているお薬はありません。

 

このお薬は、空腹時よりも食後に服用したほうが吸収率が高いため、
なるべく食後に服用することが望ましいとされています。

 

細粒をジュース・牛乳・水に溶かすと、時間が経つにつれて薬の効き目が弱くなってきます。
溶かした後はすぐに服用するよう指導しましょう。




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